僕の日経225チャート予報

日経平均株価について自分なりのテクニカル分析を行なっています。日足は毎日、週足は毎週更新予定です。

2022/1/4

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みなさまあけましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いいたします。

本日は東証大発会でした。日経平均株価は前日の米株式市場の上昇と円安を受けた自動車関連、半導体関連株価の上昇から買い優勢となり、終値は前営業日比510円高の大幅反発となりました。

チャートでは昨日の十字線にわずかな窓を開けて下髭のある陽線を呈しました。単体では下影陽線、複数では捨て子線と捉えることができ、いずれも強気を表します。

出来高は現物は年末で1桁億台で薄商いを続けていた中から2桁億台へと上昇しました。一方で、先物出来高は値動きの割にはあまり大きな上昇は見せなかったようです。

今年からはアノマリーについても取り上げてみたいと思います。1/4はサンタクロースラリー6日目として強気を表します。サンタクロースラリーは日本版として捉えると明日まで続くとされています。また、1月バロメーターとして1/4-1/7の値動きが今後1年間の値動きに近似する可能性があります。

今回の値動きをブレイクと見做すかどうかは難しいポイントとなりますが、私自身の考えとしては新年初めての取引でまだ出来高が追いついていない部分もあり、値動きもそこまで十分ではないことからまだブレイクと捉えるには少し早い可能性があるものと考えています(トレンドライン、トライアングルラインはいずれも微調整を行いました)。

新年明けてからは段々と機関投資家が参入し、出来高増加も望まれる可能性があります。出来高増加時の値動きを見極め、リスクの少ない取引を行えるよう、注意深い観察が必要です。