僕の日経225チャート予報

日経平均株価について自分なりのテクニカル分析を行なっています。日足は毎日、週足は毎週更新予定です。

2021/12/9

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本日の日経平均株価は前日までの2日間の大幅上昇への短期的な過熱感から利益確定売りが優勢となり、3日ぶりに反落となりました。一方でオミクロン株への感染拡大への懸念後退から上げに転じる場面も見られました。

チャートでは上髭の長い陰線である、上影陰線を呈しました。単独では弱気を表しますが、ここ数日の値動きと合わせると上放れたすき線として一時的な強気を表す可能性もあります。(今回の場合は上昇トレンド内で、昨日の小窓を開けた陽線の実体内でオープンし、一昨日の陽線上値までは下落していないことから判断しています)

出来高はここ数日内でかなり小さく、値動き相応の出来高と考えられますが、長期的な売り勢力の参入は限定的であったと捉えることができます。先物出来高は現物出来高と比較してかなり少なくなっていますが、これは限月交代による影響が大きいので、今回の値幅との関係は低そうです。

今回の値動きは値幅、出来高ともに利益確定売りによる影響が強いものと考えられます。トレンドトレーダーとしては上昇トレンド継続を期待しての取引が続きそうです。