僕の日経225チャート予報

日経平均株価について自分なりのテクニカル分析を行なっています。日足は毎日、週足は毎週更新予定です。

2022/1/19

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本日の日経平均株価は前日の米株式市場で米長期金利の上昇から主要株価指数が下落した流れを受けて売りが広がり、原油高や円高、オミクロン株の拡大やロシアとの緊張懸念から売り幅を広げて、終値は前日比790円安となりました。

チャートでは実体の非常に長い大陰線を呈し、強い弱気を表しました。しかし、引けにかけて押し目買いも入ったようで下髭をつけていることがわかります。下髭の位置は過去のチャートでも何度か反転している価格ラインで今後も意識される可能性がある価格ラインとして支持線としてマーキングしてみました。

9月より形成されていたトライアングルラインを下方ブレイクする形となり、今後のトレンド変化も念頭に入れなければなりません。ひとまずはトライアングル下限ラインが上値として意識される可能性を考えておきましょう。

出来高は現物、先物ともにここ最近の中で大商いとなりました。概ね値動きに対応した出来高となりましたが、これには下値での買いも含まれていると考えられます。

明日のイベントとしては日本時間21:30頃のECB議事要旨の発表があります。アノマリーでは引き続きキング牧師の日の週として弱気を指摘されています。

今後はここ最近での下値に近づいたことで一時的な買いもあるかもしれませんが、元々支持線となっていたラインが抵抗線として働くことが大いにあるため、持続的な上昇を期待するには時期早々かもしれません。