僕の日経225チャート予報

日経平均株価について自分なりのテクニカル分析を行なっています。日足は毎日、週足は毎週更新予定です。

2021/1/20

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本日の日経平均株価は中国の政策金利の低下から一部時間帯で下落が見られたものの、前日の大幅下落からの押し目買いと米株価指数先物の上昇から前日比305円高の大幅上昇となりました。

チャートでは昨日の大陰線の終値より安値で始まり、比較的実態の長い陽線を呈しました。やはり今回も下髭が目立ち、27500での書いラインを意識している参加者が多いことがわかります。また、陽線の実体は前日の陰線の半値以上を戻していることから切り込み線として捉えることもでき、強気を表す可能性があります。

出来高は現物は昨日より減少、先物は同程度でしたが、いずれも高値圏でした。下落トレンドに逆らう書いが目立っている影響と考えることができます。

明日の主なイベントとして日銀の金融政策会合の議事要旨、CPIの発表があります。キング牧師の日の週が弱気となるアノマリーは明日で終了となります。

先ほど発表されたECB理事会議会要旨の中ではインフレの高まりや長期化の可能性は排除できないものの、時期尚早な引き締めについては懸念を示したことでタカ派ともハト派とも受け取りにくい印象を受けました。市場がどのように反応するかである程度のトレンドを推測できるかもしれません。