僕の日経225チャート予報

日経平均株価について自分なりのテクニカル分析を行なっています。日足は毎日、週足は毎週更新予定です。

2022/1/28

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金曜日の日経平均株価は円安やアップル株高を受けて、前日までの下落への自立反発買いが優勢となり、前日比547円高の大幅反発となりました。

チャートでは前日の大陰線をはらむような下影陽線を呈していることがわかります。下げトレンドでのはらみ足として強気を表す所見です。

出来高は現物、先物いずれも昨日よりは減少していますが、ここ最近の出来高の中では値幅に対応した出来高と考えられ、相応の買い勢力の参入を表します。レトロに見ればここ数日のローソク足は下髭を呈していることが多く、買い集めが行われていたものと考えることもできます。

月曜日の主なイベントはEUGDP速報があります。また、月曜日は1/31で1月バロメーター最後の日であり、11-1月の値動きで今年1年間の値動きの方向性を想定できるというアノマリーがあります。

今回の大幅上昇を底を打ったと見るか、今後さらに続落するかで見方が分かれているようです。テクニカル的には出来高も伴う反転のローソク足パターンもあることから少なくとも一時的な反転は期待できるのかもしれませんが、抵抗線での押しやウクライナ情勢などのファンダメンタルで容易に反転しうる脆い相場の可能性を視野に入れていたほうが良さそうです。