僕の日経225チャート予報

日経平均株価について自分なりのテクニカル分析を行なっています。日足は毎日、週足は毎週更新予定です。

2021/12/27

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本日の日経平均株価はオミクロン株感染拡大への懸念と個人投資家による節税目的の利益確定売りによる影響から、前日比106円安の続落となりました。

チャートでは上髭、下髭いずれも目立たない陰線を呈しました。表には陰の丸坊主と記してありますが、丸坊主にしては実体が短いので、一般的な陰線と捉えた方が正確と思われます。前日、前々日の動きと合わせると宵の明星として弱気を表す可能性もありますが、ローソク足間にギャップがないことと実体が短いことからは信頼性に乏しいです。

出来高は現物、先物共にやはり薄商いの相場が続いています。今回の下落は積極的に売る動きよりは買い控え及び利益確定売りなどの消極的な理由による売り優勢の影響と思われます。

年末休暇による薄商い続きによる影響が続いており、引き続き今後の予想については難しいです。現時点では値動きは出来高減少相応に小幅にとどまっているようで、新たな売買勢力の参入は認めていません。

今後大きな値動きがあった時に備えて新たな抵抗線を引いてみました。いずれも過去にギャップラインや上値として意識されていたラインを再度引き直したもので、今後の上昇の際には一時的な利益確定ラインとして意識される可能性があります。下落時の節目ラインとしては引き続きトライアングル下限ラインと27000の価格帯付近を考えます。