僕の日経225チャート予報

日経平均株価について自分なりのテクニカル分析を行なっています。日足は毎日、週足は毎週更新予定です。

2022/1/31

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本日の日経平均株価は前週の米株高を背景に買い優勢となった中、業務予想と配当予想の上方修正から海運株を中心に大幅高となり、終値は前週末比 284円の続伸となりました。

チャートでは上髭、下髭いずれも伴うような実体の長めの陽線を呈しました。特に上髭部分は27000の抵抗線及び下落トレンド上限ラインと概ね一致しており、同価格帯での売りが意識された影響と考えられます。本日は複数ローソク足での明らかなパターンはありませんでした。

新たに直近の短期的な下落トレンドを仮に記してみました。トレンドにしては傾きが急のため早期の逸脱が考えられますが、ブレイクの一つの参考指標となる可能性があります。

出来高は現物、先物ともに昨日とほぼ同程度、あるいは若干減少した程度でした。昨日と比較すれば値幅の割には出来高が多い印象で、売り勢力の参入が昨日より目立っている影響が考えられます。

明日の主なイベントとしてオーストラリアの政策金利発表があります。今回の値動きにて1月中で下落したことが決定し、1月バロメーターのアノマリーで解釈すれば今後1年間は下落に注意が必要な可能性があります。

ここ最近の値動きの解釈としては、一昨日の大幅下落は売られすぎと判断して買い戻しあるいは買い足した投資家が多いように見えます。今回の上昇で27000を下回った価格はほぼ取り戻したことで売られすぎは解消したため、今後の上昇には押し目買いよりは新規のファンダメンタルが必要と考えます。