僕の日経225チャート予報

日経平均株価について自分なりのテクニカル分析を行なっています。日足は毎日、週足は毎週更新予定です。

2022/2/25

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金曜日の日経平均株価は前日までの5営業日での大幅下げから値頃感から買い優勢となり、売り方の買い戻しもあって、終値は前日比505円高の6営業日ぶりの反発となりました。

チャートでは昨日の陰線の始値とほぼ同値から始まって実体が目立つ陽線を呈し、振り分け線とも捉えることができます。26200のラインは木曜日の値動きからは抵抗線として寄与する可能性も考えられましたが、今回の値動きで下髭とほぼ一致していたことから、支持線として捉えられているようです。一時的に下回った理由としては木曜日のロシア侵攻決定による不安感から売られすぎの水準となっていたのかもしれません。

現物出来高は13億3899万株、先物出来高はラージで53207枚、ミニで649326枚といずれも高値でしたが、前日との比較では減少しました。

土曜日朝の日経平均先物を見てもさらに上昇を示してはいますが、現時点では中期的・短期的な下落トレンド内に位置し、エリオット波動理論ではインターメディエート波のA波、マイナー波のC波、マイニュート波のⅳ波として矛盾はないようです。ただし、今後の上昇で終値が26900を上回った場合にマイニュート波がインパルスとして成り立たなくなるため、想定の変更が必要となる可能性があります。

「銃声がなったら買え」との相場格言が短期的には的中した値動きとなりました。今後の値動きはまだ不透明であり、買いとするには少なくとも下落トレンドの終わりを見極めた上での参入を図りたいところです。