僕の日経225チャート予報

日経平均株価について自分なりのテクニカル分析を行なっています。日足は毎日、週足は毎週更新予定です。

2022/5/6

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本日の日経平均株価は朝方は連休中のFRB金融政策会合関連でのインフレ懸念から売り優勢となりましたが、円安と水際対策緩和から買いが売りを圧倒し、終値は前日比185円高の反発となりました。

チャートでは前日の十字線とほぼ横並びに実体、下髭の目立つ陽線を呈しました。十字線という気迷いから上に放れた強気を表したローソク足となります。マーケットプロファイル上はノーマルバリエーションデイで比較的レスポンシブルな相場でしたが、後場でレンジの拡大を認め、長期投資家の買いの可能性があります。26970をモードとするとTPOは買い優勢となり、レンジ拡大の解釈と一致しています。26700以下は極値であり、前日も同価格帯が極値であったことを考えると今回の支持線として寄与した可能性が考えられます。また上値は27000で売りが目立っており、抵抗線と考えられます。

出来高は現物株で14億9856万株と高めでした。長期投資家の買いが入った可能性があります。

チャートパターンでは明らかなパターン形成は認めません。現在の値動きでは前回の小幅上昇トレンドは引き続きペナントと想定して矛盾はないようですが、今回の上昇トレンドで前回高値の27500を超えた場合には想定変更を考慮しなければならず、4/12, 4/27を底値としたダブルボトムの可能性を考えます。

各種トレンド動向です。短期トレンド(数日):上昇、中期トレンド(数週間):下落、長期トレンド(数ヶ月、200日移動平均線):下落を想定します。

出来高を考慮したOBV(日経平均先物)では3/23から今日までで横ばいです。RSI(14)は50.48で明らかなシグナルはありません。

エリオット波動理論ではインターメディエート波のC波に位置すると考えます。プライマリー波はさまざまな想定が考慮されると思いますが、現時点では3/9-4/22までの上昇相場を第2波としてフラットの修正波と捉え、第3波の開始を想定します。しかし、これも今回の上昇トレンドで27500を超えた場合には想定変更を考慮します。

東証でのその他株価指数との比較ではTOPIX 0.93%, MOS-2.55%でした。大型株を中心に買いが目立っているようですが、小型株は海外株同様に下落を認めたようです。