僕の日経225チャート予報

日経平均株価について自分なりのテクニカル分析を行なっています。日足は毎日、週足は毎週更新予定です。

2022/4/4

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本日の日経平均株価は新年度入りに伴う資金流入への期待から買い優勢となりましたが、前週末の米国株式市場でのSOXの下落や中国での新型コロナウイルス感染の拡大から積極的に上値を追う動きは限られ、終値は前週末比70円高の小幅反発となりました。

本日より東証再編で、プライム、スタンダード、グロースの3市場となりました。プライムでは買いが先行し、終値では67%の企業が値上がりしたようです。

チャートでは下髭が目立つ実体の短い陽線を呈し、前営業日のローソク足と合わせると買い集めを表すローソク足と考えられます。しかし、出来高は現物株、期近先物ともに前日に引き続いて少なめであり、買い集めの程度は小さいものと考えることもできそうです。(現物株の出来高は本日よりプライム市場の出来高として比較しています。)

エリオット波動理論では引き続き新たなインターメディエート波の開始と捉えられます。プライマリー波が推進波か修正波かの判断は現段階では難しく、グラフ内ではインターメディエート波は暫定的に1波として表記しています。現在は膠着状態なのでプライマリー波の2波もしくはB波の始まりと捉えられます。

最近はウクライナ情勢のニュースには株式市場も反応が乏しくなっているようですが、マウリポリ陥落などの重要ニュースが出現すれば下落方向へと上する可能性は残ります。また、インフレの懸念、円安進行なども今後株安材料として意識される可能性があるので注意です。