僕の日経225チャート予報

日経平均株価について自分なりのテクニカル分析を行なっています。日足は毎日、週足は毎週更新予定です。

2022/4/27

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本日の日経平均株価は前日の米株安や中国都市閉鎖拡大への懸念から売り優勢となり、下げ幅は一時600円を超えましたが、中国株高や週内の決算発表見極めから下げ渋り、終値は前日比313円安の反落となりました。

チャートでは昨日の横並び陰線から下放れて下髭の目立つ陽線を呈し、カラカサとして相場転換を示唆する所見となりました。出来高も現物株で16億5561万株とここ数日でかなりの大商いとなり、同価格帯での関心が高かったものと思われます。下落トレンド中のカラカサ内での出来高増加を考慮すると、相応の買いが入った可能性が考えられます。

チャートパターンでは3日前のペナントの下放れと捉えられ、現在下落トレンド中と思われますが、カラカサ出現のために今後の相場転換に要注意です

各種トレンド動向です。短期トレンド(数日):下落、中期トレンド(数週間):横ばい、短期トレンド(数ヶ月、200日移動平均線):下落を想定します。

出来高を考慮したOBV(日経平均先物)では3/23から今日までで横ばいです。RSI(14)は42.58で明らかなシグナルはありません。

エリオット波動理論ではインターメディエート波のC波に位置すると考えます。プライマリー波はさまざまな想定が考慮されると思いますが、現時点では3/9の直近底値から3日前の高値までをフラットのB波と想定し、現在プライマリーC波に位置するとするのが考えやすいのではないかと思っています。

東証でのその他株価指数との比較ではTOPIX -0.94%, MOS-1.54%でした。大型株、小型株ともに下落傾向を認めましたが、幾分か小型株の下落が抑えられている印象です。

株価サイクルでは、引き続き前回底値が3月中旬と想定した際、次の底値は5月の上旬付近を予想できそうです。