僕の日経225チャート予報

日経平均株価について自分なりのテクニカル分析を行なっています。日足は毎日、週足は毎週更新予定です。

2022/5/27

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本日の日経平均株価は前日の米株式市場の上昇を受けて買い優勢となりましたが、戻り売りも目立って上げ幅を縮め、終値は前日比176円高の反発となりました。

チャートでは昨日のトンカチから上に位置したものの実体の目立つ陰線を呈しました。上値は27000の価格帯と一致し、同価格帯がやはり強い抵抗線として意識されていることがわかります。

昨日の記事同様、26000−27000の価格帯から離れない限りは膠着相場が続いているようです。本日の出来高も現物株で11億6839万株と値動きに応じた出来高で明らかな増加はなさそうです。

マーケットプロファイルではOpen rejection reverseタイプのノーマルデイとなりました。Value Areaは26730-26870で昨日よりも上昇、極値は26960-26990で売りのクライマックス、26720−26790が売りのレンジ拡大で、TPOカウントは売り>買いでした。全体としての市場センチメンタルは売りに傾いているようです。

各種トレンド動向です。短期トレンド(数日):上昇、中期トレンド(数週間):横ばい、長期トレンド(数ヶ月、200日移動平均線):下落。

RSI(14)は50.93で明らかなシグナルはありません。

エリオット波動理論ではもう少し相場の観察は必要と考えますが、現時点での想定ではインターメディエート波は不明、マイナー波ではC波に位置する可能性があります。しかし、この想定は前回(2022/5/12)を割った場合に変更する必要がありそうです。

東証でのその他株価指数との比較ではTOPIX 0.52%, MOS−0.33%でした。東証全体では買いの中で、マザーズは下落〜揉み合いでした。