日足(2021/9/21)

本日の日経平均株価は中国の恒大集団問題から全世界的に株安になった影響で大幅安となりました。

チャートでもギャップをつけて陰線となり、下落銘柄数も東証一部で1900程度と売りメインとなっています。しかし、出来高は現物で13万程度で大幅安の割には限定的でした。

ここ最近は価格上昇とともに日経VIが上がる傾向にありましたが、流石に本日は大幅安に従ってVIも23まで上昇しています。

今後はギャップ＝66%リトレースメントである29300−29500のラインを割るかどうかが重要です。29500を割ればもみ合いや下方トレンドへの移行も考えるべきですが、29500を割らずに再度上昇を見せれば上方トレンド継続と考えていいでしょう。ラインを割るかどうかには恒大問題が関わって来る可能性が高いです。恒大問題については別記事でまとめてみましたのでそちらもご参照ください。

個人的には現時点では上方トレンドの一時的な推しと考えても良さそうですが、裏にファンダメンタル的なリスクを抱えていることは事実なので慎重に保持していきたいところです。