僕の日経225チャート予報

日経平均株価について自分なりのテクニカル分析を行なっています。日足は毎日、週足は毎週更新予定です。

2021/12/14

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本日の日経平均株価はイギリスでオミクロン株の感染者が初めて死亡したことを受けて売り優勢となり、午後にかけては首相の自社株買いへの発言からさらに下げ幅を広げました。

チャートでは上髭、下髭いずれも伴う実体の長い陰線を呈し、これで4日間連続の陰線となりました。前回に引き続き20-25日移動平均線抵抗線として意識されている可能性がありそうです。今回もローソク足での明らかなパターン形成は認めませんでしたが、立て続けの陰線からは上昇トレンド内の調整局面であることが考えられます。

出来高は現物、先物ともに昨日と同程度でここ最近ではやはり少なめでした。FOMCを控えての買い控えが引き続き目立っている影響と思われますが、今回の下落局面の中でも売り勢力はそこまで高くなかったとも判断することができます。

ファンダメンタル・テクニカル面いずれからも、今回の調整局面はFOMCやその他の主要中銀の金融政策の方向性が明らかとなればいずれかにブレイクする可能性があります。現時点でどちらにブレイクするかの予想は難しいでしょう。トレンドトレーダーとしては自身での損切りラインの設定、デイトレーダーでは自身の信念に基づいた取引を行うのが良いかと思います。