僕の日経225チャート予報

日経平均株価について自分なりのテクニカル分析を行なっています。日足は毎日、週足は毎週更新予定です。

2022/2/4

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本日の日経平均株価は日本取引時間中の米ハイテク株指数先物の上昇を受けて好決算を発表した個別株の買いが優勢となり、前日比198円高の反発となりました。前日のECBラガルド総裁の定例記者会見に対する反応は限定的でした。

チャートでは昨日の陰線の実を包むような実体の長い陽線を呈しました。陽の丸坊主及び包み足として一時的な反発、強気を表す所見です。

今回の値動きを受けてテクニカルラインを調整しました。今回の反発で27000の支持線が意識されたこと、また中期トレンドで見た際に傾きの小さい下落トレンド内にある可能性がわかります。

出来高は現物で13億5765万で数日前の複数回の大陽線の時とほぼ同程度であることがわかります。概ね値幅に対応した出来高と考えられ、対抗する売り勢力は少なかったと考えられるでしょう。

月曜日の主なイベント、アノマリーは特にありません。

今後はECB政策の通過から緩やかな短期的な強気を期待できる一方で、弱気ファンダメンタルの出現には引き続き注意する必要があります。引き続き上値は28250まで期待できると考えています。来週前半には重要指数発表はほとんどありませんが、2/10(金)に米国CPIの発表があり、FRBによる金融引き締めが懸念されている中で市場に意識されやすい可能性があります。