僕の日経225チャート予報

日経平均株価について自分なりのテクニカル分析を行なっています。日足は毎日、週足は毎週更新予定です。

2022/4/13

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本日の日経平均株価は前日の米国市場でCPIが市場予想を下回ったことから米長期金利上昇が一服し、成長株を中心に買い戻された他に、中国経済のロックダウンの緩和から景気敏感銘柄への買いも入り、前日比508円高の大幅反発となりました。

チャートでは昨日の陰線終値から高く寄り付いてほとんど髭認めない陽の丸坊主を呈しました。昨日までの値動きと合わせると下放れ3法のローソク足パターンです。この場合は今後の相場の方向性の判断や売買の判断が難しいとされ、トレンドがわかるまで小休止をした方が良いとの酒田五法では言われています。

明らかなチャートパターン形成は指摘できませんでした。ただし、現時点ではブレイクアウェイギャップを埋めないで上昇したことと、前日の終値が底値だとすると、前々回の底値と一致していることからはキルロイボトム(逆ヘッドアンドショルダーズ)パターンとしても想定することが可能です。

出来高は11億6582万株と昨日とほぼ同程度でした。やはり値動きの割には出来高が少なめと考えられ、上昇するとしても現段階では中期トレンドラインを上回るほどの買い勢力には乏しいものと考えられます。

エリオット波動理論では、引き続き新たなインターメディエート波と捉えられます。インターメディエート波の形の同定は現段階では難しく、プライマリー波はC波もしくは3-3-3-3のリーディングダイアゴナルの第3波の可能性などを考えます。

東証でのその他株価指数との比較ではTOPIX1.42%, MOS4.18%でした。大型株から小型株まで幅広い銘柄での上昇があったものと考えられます。